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よるのみち


真っ暗なお空の星はいちにいさん目を瞑ったら降ってくるのよ

枯れぬ歌涙堪えて囁いた今夜の月はちょっと意地悪


花に酔い君の横顔に酔った春醒ましに歩いて冷える手のひら

心とか夜に溶けてくじーんじーん笑ってないで手をつないだら

月にジャンプ見つからないから叫んでる見つからないなら叫ぶしかない

いじわる

もっと噛み砕かなければ伝わらないの?舐めてるキャンディーなくなっちゃうよ

心にもないことをいうのね何故くちびるだけが浮わついている

潮風を微かに含む黒い髪君の眼差し知らぬふりする

ふれたいの知ってるくせに外れる視線ずっと待ってる「そばにおいでよ」